個人の意識改革を通して 組織の風土改革をサポートします

成功する意識改革とは

成功する意識改革

意識改革が成功する条件

その1 「意識改革」とは何なのか を知る

組織において意識改革を成功させるために知っておくべきことがいくつかあります。

その1つ目は、そもそも意識改革とは何なのかを知ることです。

たとえば、あなたの組織で次のような意識改革を意図しているとしましょう。
「新任管理職クラスのほぼ全員がお互いに持っている『他責』の意識を変えて、協調関係を創る」

この時、具体的には何を変えればよいのでしょうか?

たとえ他を責める言葉や態度を自粛するよう「行動」を変えようとしても
心の中で責めていれば、関係は変わりようもありません。

この場合、たとえば
「トラブルが発生⇒その原因を追究⇒原因をつくった人の責任を追及」という思考パターンや、
「〇〇がワルイ」と『犯人』が見つかればそれで安心してしまう心の姿勢が変わらない限り、
他責の構造は変わりません。

つまり、その個人が持っているパラダイムシフトする必要があるのです。
意識改革とは、一人ひとりのパラダイムをシフトすることである
と押さえておくことが大事です。

そのためにはまず、その組織を阻害しているパラダイムにはどのようなものがあるのかを
明確にする必要があります。



その2 その組織に特有のパラダイムを明確にする

日本の多くの組織が共通して持っているパラダイムと同時に
その組織に特有のパラダイムもあります。

意識改革とは、一人ひとりのパラダイムをシフトすることなのですから、
意識改革の第一歩は、そこにどのようなパラダイムが存在するのかを明確にすることです。

ところが、パラダイムの性質上、自身の持つパラダイムを看抜くのは至難の業です。

特にその企業文化に深く根付いているパラダイムには、なかなか気づけません。

ここに意識改革の難しさがあります。




その3 「人を変えたい」は機能しない と知る

意識改革を行うために知っておくべきことの3つ目は、
失敗する意識改革」で見てきたように
「人を変えたい」気持ちから出てくる意識改革は、決してうまくいかないということです。

これを知らないために
あるいは知ってはいても「それでも相手が間違っている」という意識から抜けられないために
笛吹けども踊らずという事態をつくり出してしまいます。

この仕組みがきちんと見えていることが、組織が無駄な努力から自由になるために、まず必要です。

「人を変えたい」は決してうまくいかない、ということは、
裏を返せば
意識改革がうまくいくのは、「自ら変わる」時だけ
であることは極めて当然のことです。

外部によって動かされるのではなく、
内発的な動機によって変化することが大事なポイントです。

したがって、上記のパラダイムシフトも
内発的な動機に基づいて引き起こす必要があることは、
言うまでもありません。

そしてパラダイムシフトは、それが可能です。




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